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2018-06-27

住むところ

 

住むところ

 

20代のころは『住むところ』、30代からは『住む家』について仕事をしています。

『住むところ』

とても大切だなと最近思います。

40歳になり、住むところによって毎日が変わるんだと実感しています。

結婚する前、名古屋の名城公園近くに住んでいました。会社が終わると名城公園でランニングをしていました。
走る場所が近くにあったからだと思います。

子供が生まれた頃、公園が隣にあるマンションに住んでいました。
子供は毎日のように公園で走ったり、ストライダーに乗っていたような記憶があります。
お陰様で足が速い子に育ちました(笑)。

このマンションは40年くらい前の分譲マンションだったので近所の方はほとんどが年配のご夫婦でした。
珍しい小さな子は皆さんに可愛がってもらって育ちました。
マンションはグレードも大切ですがコミュニティーがとても大切だと学びました。

私たちは今、自然に囲まれたところに住んでいます。
隣の畑ではキジが鳴き、小動物が道を横切り、庭の木にはカブトムシが来ます。
庭で焚火ができたり、畑の野菜をもらったり、色々な生き物は植物が季節を感じさせてくれる場所です。

子供たちは自然が好きになり、絵を描くのが好きになったり(親ゆずりなだけかも)と表現力が豊かになった気がします。

自分にはとても居心地のよい場所です。

「ないものねだり」で今でも一宮の駅近くのマンションに住んでいたらと考えます。
歩いて図書館に行けるなぁとか美味しいパン屋さんがたくさんあるなぁとか。
そこに住んでいたらきっと違う出会いがあり、新しい楽しみを見つけているんだろうなと想像します。

色々考えますが、自分たちには今の場所が一番合っているのかなと思います。

人、環境、地域。
この場所だから出会えたたくさんの縁に助けられて毎日過ごしています。

『住むところ』の力が大きすぎて、私たちはまだ『住む家』にたどり着きません。

いつか『住むところ』にあった『住む家』が実現できるのを楽しみに頑張ります。

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